2013年12月31日火曜日

2013/12/31 Phish show Day4 set break (before 2nd set)

セットブレイクに入ったときにはトイレには行かずに周囲と雑談していたのだと思う。
ただ記憶があいまいで、最初に行き来していた通路と反対側の通路が開かれていて、そこから外に出たような気もするのだが、思い出せない。

MとDに「Happy New Year!は、日本語でなんて言うの?」と聞かれた。
旦那と「あけまして おめでとう」を彼らに伝えようとしたが覚えにくいようで「もっと短い言葉はないの?」と言われたので「おめでとう」だけでいいんじゃね?ってことになって、「おめでとう」を教えた。
その場で「OMEDETO, OMEDETO」と何度か言って、「これでいい?」と確認されたので、「バッチリだよー」と返事。

不意に会場が暗転した。ステージにはメンバーは登場せず。音と映像がスタートした。



映像にはFishmanが出演していて、ドラマ仕立てになっている。
GAでは、天井付近にあるモニターを見あげるので、真上をじっと見る状態になった。
こんな見方をしているので、リアルタイムではあまり詳細は理解できていなかった。Fishmanがどこか雪の中から、トラックを運転して移動しているなあという程度。




改めて動画を見ると、Phishが過去のNYEにショウで使ったアイテムがガラクタのようになっている。
この辺のシーンは、見れば見るほど細かく凝って作られているのだが、会場で見ている時にはまったくわからなかった。


その中に廃車状態のJEMPトラックもあった。我ながらよく撮れた写真。


図面を書いたり、工具を出して何か作業を始めるFishman。

こんな感じで天井付近に2つのスクリーン。



準備が整ったのか彼は雪の中JEMPトラックを運転して出発する。

よく見ると途中バーリントンのファストフードAl's French Frysの前を通過している。実際とは逆方向になると思うけれど、その後、Nectar'sの前を通過している。
Googlemapのストリートビューでで確認して見たら、実際には車両の入れなさそうなNectar's右隣の通りからトラックが出てくるような映像になっていた。

このあとに映る赤い建物も、もしかして地元バーリントンで有名だったりPhishにゆかりのある建物なのかな?わからない。

長い道中でうっかり居眠り運転をしてしまうFishman。その時、トラックは低い高架をくぐってしまい、荷台が高架にぶつかり、トラックの上部1/3が削り取られてしまった。
Fishmanは、その後もうとうとしながら運転し続けて、トラックはどこか建物の中に入っていった。

「この車はどこに向かってるんだろう~?」と、ぽやーんと動画を見ていたら、会場内がざわつき始めた。
そして左後方から何かライトが照らされた。
そちらに目をやると、あのトラックがMSGのフロアに到着していた…。


そういうことか!と気づいたときの興奮はたまらなかった。
トラックの上にせり出す楽器。

先ほどまでの映像は、いつのまにか会場内の生中継に切り替えられていた。





あまりにもうまく脳内で映像と現実がスムーズに接続されていたので、全く違和感なく、Fishmanが雪の中からやってきたような感覚(笑)

すげー、これから何が起こるの????
旦那と大興奮。

ゆっくりと動き出すトラック。
映像に夢中で気づかなかったが、いつの間にかトラックが通れるような幅の通路がフロアにできていた。


「ねぇ、あの車ってこっちに向かってるよね、ね?」
「だよなあ。」「おー。え、おぉー!!ここで止まるのか!なんだこれ、おい」


我々のいる3,4人前という至近距離に巨大なトラックが停車した。


目の前で繰り広げられる光景に脳が追いつかない我々夫婦。すっごい興奮状態。
あまりの近さにびっくり。

DやMももちろん大興奮でハイタッチ。「我々はベストポジションを選んでいたんだ!」みたいなことを叫びあう。



旦那とも、「今夜この場所で見ようと決めて本当によかったね」と、自分たちの幸運さを話す。1stの前に「後ろの方だけどここでいいよね」と言って決めた場所に、ステージの方から近づいてくるミラクル。

高架にぶつかって上部がなくなってしまったということになっているトラック、間近で見ると、ちぎれたような境目の部分やトラックの汚れなど、とてもよくできている。

自分の位置からは見えないけれど、きっと運転席回りも、映像で見たように細かく

機材がセットされたトラック。その上に入れ替わりで機材スタッフが上がって、狭いスペースをせわしく動き回りセッティングしている。


ホッケーのスティックのような棒を持った、ぽってりお腹の男性があがってきた。手に持った棒を使い、照明の方向を少しずつ修正している。


「あれ、クロダじゃん。」と旦那。

ほんとだ。ご本人自ら照明の微調整をしていた。さすが。


ちょっと高いところを調整しているときには、お腹がでていた(笑)


並べられた機材を見ながら、たぶんTreyのおしりを眺めて、Mikeを見る位置になるのだなと思う。


ちなみにこのJEMP TRUCKってこの30年のバンドの歴史の中で、実在しているのでしょうか?

PhishのNYEの舞台演出は、バンド復活後はずっとこの会社に依頼しているようですね。

david gallo
http://davidgallo.com/

ギャラリーに写真がいろいろ。これはその中の一枚。
http://davidgallo.com/category/concerts-and-events/


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