2013年12月31日火曜日

2013/12/31 Phish show Day4 1st set

ついに今夜が最後のショウ。早く見たいけど、終わって欲しくないという心情。
最終日なので、ドライグッズをもう一度見て、また少し買い足した。

少し入り時間が遅めだったのと、さすがにNYEということもあって、GAwestエリアはすでに7割程度は人が入っていて人がいないのは、eastとの境目から5mくらいのスペース。

ステージから5列目?あたり、かなり前方ににAさんNさんの姿が見えた。


旦那とどこで観るか相談。あまり無理に前に割り込まなくても、初日に十分近い距離で楽しんだことだし、というとで、センターよりやや左よりで、人が途切れたところの後ろについた。それでもGAwestというのは、十分に前の方で楽しめる。

トイレに行って出たところに、ナイスなドレス姿のファンがいたので、一緒に撮影してもらった。何にも情報を交換しなかったけれど、Happy New Year!Have fun!と別れた。

この日は、誰もがHappy New Yearと挨拶してくれる。

偶然日本の友達とも会えたので記念撮影。ペイジサイドの前の方のスペースがゲットできたそう。

ビールを買ってフロアに戻る。

天井には、魚卵のようにまとめられた風船が360度すべての方向にセッティングされている。




クロダさんの照明器具たちとスピーカー。


ポスターもあるし、最後に買い足したグッズもあるので、荷物が多い。
初日で学んだとおり、GAでは酒類と人の足から自力で荷物を守るしかない。
貴重品は身に着け、それ以外をしっかりひとまとめにし、ビニール袋に入れて足元に置いた。

足の間に荷物を挟むようにしていたら、私の前にいた5人グループの中の男性に声をかけられた。その人たちは仲間の荷物を一か所にまとめて小さい山のようにまとめてあり、それを全員で囲むように場所を取っていたのだけれど、うちの荷物もそこに一緒に置けばいいよと促してくれた。

お言葉に甘えることにした。若い気さくなお兄ちゃんたち。女の子が2人いるけれど、男たちがPhishファンで、女の子はそれにつきあってPhishはよく知らないけど、NYEをここで迎えるという雰囲気。

声をかけてくれたMとしばらく話す。
「全員で荷物を守ろうぜー!」という妙な仲間意識で盛り上がって笑える。
突然、うちのポスターを指さして、「ちょっとこれ貸して」というので、何に使うんだとドキドキしていたら、頭の上でポスターの筒を振り回して、場所を見失っていた友達に自分の居場所を知らせただけだった。

ショウの直前Mがリュックからたくさんスポンジのようなものが出していたので、「これは何?」と聞いたら「ショウが始まったらわかるよ」と言われた。




ついにショウがスタート。

AC/DC Bagから。さらーっと演奏して、さらーっと次にすすむ。
A Song I Heard The Ocean Singは地味だけど好き。
そして、ようやく登場のWilson。
まあね、やっぱり誰もが叫びたい「Wiiilsooon!」ってことでだんだんファンも熱気を帯びてきた。

仲間になった男たち、さっきのスポンジのようなものをおもむろに取り出し始める。
そして私にジェスチャーで、「見ていてね」と伝える。
それは包帯のようなものがテープ状になっていて、ぐるぐると巻いてあったのだった。
使い方は、いわゆる紙テープ。
でもふわっとした軽い素材のようで、ほんとうに包帯を投げているような状態で、ふわーっと高く上がって、ゆる~い弧をかきながら、時間をかけて飛んでいく。日本の紙テープとは全く別のもの。
写真から調べたら"Streamer Serpentin"というもので、デコレーションや工作に使うロール状の紙らしい。
日本で、文化祭などで花を作る、あの薄い紙みたいなものかもしれない。でも、コンサートで投げるという使い方は一般的ではないみたいだけど、ほかでも投げている人がいた。
日本でも最近はコンサートで紙テープって投げないねぇ。

わかりづらいけど、写真の真ん中にびろびろ~ってなってるのがそう。



クロダ照明、天井まで使う。

Divided Sky好きだなぁ。といってもこの日の1stセットの印象が、4日間の中でダントツに薄い。
どのくらいTreyは静止したんだったかなぁ。相変わらずだったんだろうなと思う。演奏してない時間が長いと盛り上がるヘンな曲。

いま動画サイトで確認しながらこれ書いてるけど、いつもミスるフレーズをTreyがちゃんと演奏できているわ。



このあとの流れのセットリスト、好きなんだけど、本当に記憶に残っていないなぁ。
Sugar Shackなんて、演奏回数が少ない曲で、なかなか貴重なんだけどね。
新曲、Halfway To The MoonにFluffheadといい進行なのに、ほんと、覚えてなさすぎ…。

覚えているのは、この仲間たちの中にひとり、パシリ状態の人がいたこと。
ショウが始まるときに仲間全員のビールをまとめて買ってきて、それでショウの途中にも「ビール買ってきて」と仲間から頼まれていて。
Mが私たちにも「ビール飲む?」と聞くので「欲しい」と答えたら、私たち夫婦の分までそのパシリの彼Dが買ってきてくれた。しかも別の奴が「こいつのおごりでいいよー」と言ってごちそうしてくれた。
激込みの中、たくさんのビールを抱えてなんとか戻ってきてくれて申し訳ないくらい。
お言葉に甘えていただいちゃったけど、あんまりショウも見れなくて気の毒なDだった。



1st setが終わったと思ったら、右端から何かプリンのような板が出てきた。それがマイクとジョンによってステージに運び込まれた。山???
そして、テーブルのようなもの運ぶ、トレイとペイジ。


セッティングしたところで、トレイが「ここにお祝いのケーキがあるからカットして配るよー」と30周年に感謝するあいさつをしてケーキカット。

私はこの瞬間には全く気付いていなかったのだけれど、後ろのプリンのような看板はコロラドの山々で、その前をトレイとペイジがキーボードを運ぶという、あの有名な写真を再現していたのだった。
この日、ショウが終わってアパートに戻ってから、旦那にデジカメの写真を見せられて説明されてようやくわかるという時差っぷり…。



ちゃんと状況を理解していた旦那の奇跡の1枚。

こちらは、わけがわからずに撮ったわりにちゃんと撮れていた私の奇跡の1枚。


これ、動画で確認したらキーボードがまるごとケーキになっていた。鍵盤も文字も全部。

すごすぎる。こんなすごいケーキなのに、全貌が公開されたのは、この運んでいた一瞬で、その直後にすぐにカットされてしまった…。

動画から。トレイがキーボードにざっくりとナイフをいれてカットしている。


ほら、左端のところの鍵盤は、トレイがカットした部分。


カットしたケーキはレールのファンに配布された。



このケーキを出すところから、配っている間もずっと、メンバー4人ともとても楽しそうでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿