2009年8月8日土曜日

2009/08/08(SAT)  Phish Late Summer 2009@The Gorge Amphitheatre

昨日と同様、さらっと登場して、特別な事もなく、すーっと音を出していく。



Set One
* The Mango Song

送信者 2009/08/08 PHISH@The Gorge Amphitheatre,WA


実はこの曲、よく知りませんでした。だから、曲が始まってもピンとこなくて。
で、サビで旦那が「マンゴーって歌ってるよな。The Mango Songだと思うんだけど。」と言う。旦那も確信はもてない。
The Mango Songなら、この曲好きなお友達もいるし、ということで、少し動画を撮影。



* Chalk Dust Torture
この曲は、たくさん演奏している印象だし、今回やらなくてもいいかなーと思っていたけれど、いざ始まると会場は盛り上がるし、なかなかよかった。

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* Middle Of The Road
昨日に続いて、頭から動画をまわしてみようってのに挑戦。
またもや、わりにマニアックな動画を撮影したような。しかし、携帯なので、ズームができず、お客さんがちょっと動いているだけの、動画としては見ていておもしろくない様子が撮影された(苦笑)。
今まで注目してない曲だったけど、好きになった。マイクの曲よね?!


* Tweezer
今度は旦那がデジカメで動画撮影に挑戦。曲が始まったとたんにTweezerとわかり後悔したようだが、意地で1曲まるまる録画。しかし、長過ぎてどうやってもそのままYouTubeにアップできないので、結局分割。
途中、オーディエンスが、シンプソンズの釣り竿を振り回す様子がちらっと写ってる。

正直、この曲やらないといいなあって思ってた。だって、これでアンコールは決まったようなものだし。
長かったなぁ。

同じように変換したつもりが、何か設定間違えたらしく、後半は画像が荒い。





* Driver
嬉しい。昨日のSleepと同じ頃合いのタイミングで、本日はDriver。



* Twenty Years Later
今度発売の新譜「JOY」に収録される曲。これも生で聞けて嬉しかった。歌うTreyもいい。新譜は歌メインな曲が多いな。



* Ya Mar
この曲は、昨日のstashと同じように、わりに縁のある曲。いまだにどうも「まーゆ まーゆ」って聞こえる(と思うのは、私だけだと思う…)。

* It's Ice
全体的に大丈夫か?と思いながら聞いた。なんともあやうい。あわせるのが難しい曲?



* Wolfman's Brother
私も旦那も、特別好きという曲ではなかったのだけれど、この日の演奏では、すっかり後半のジャムでやられてしまった。
後ろ側の、一段高くなっている芝生席では、2ndまで待ちきれずに盛り上がるオーディエンスから、早くもglowstickが舞っていた。旦那が気づいた。
私は正面しか見ていなかったので、旦那が四方をいろいろ見てるというのに驚いた。





* Character Zero
「zeroやってくれないかなー。」と旦那に話していたら、ほんとうに始まってびっくり。
日比谷野音のイメージが強い。まだPHISHをよく知らない頃に、この曲かっこいい!って思った曲。Wolfman's Brotherといい、Zeroといい、いやいやかっこいいJamでした。Treyのギターが気持ちよくのびてる。


* Run Like An Antelope
Zeroで1st終わりだと思っていたので、この曲がスタートしたときには驚いた。
これも今回のツアーではわりに聞いてるけれど、聞けたらいいなと思っていた曲だったし、まさかのAntelope締めは最高です。Treyさん弾きまくってた。
最後3曲続けて、かなりいいもの聞かせてもらいました。Jonが、よくなってきてるのかなぁ。



セットブレイクは、今日もまたその場でじっと過ごす。ビール高いので買う気になれないのよね。でも、おかげで尿意もないので、トイレも行かなくていい。
そしてまた夜になって。昨日と同じように月がのぼってきて2ndへ。

こういうのってすごい贅沢。"昨日と同じように"PHISHのショウが見られるのですよ。今夜で終わりかと思うと寂しいけれど、やはりPHISHを見るなら2days以上は続けて楽しみたいものです。


Set Two

* Rock & Roll
いやーもう。言葉がないです。超ロングな1曲。お友達Zさんの分析の結果、今年夏のツアーで1曲の演奏時間が一番長いのが、この演奏(23分12秒)だったそう。
たしかに、Jamに入ってしばらくしてから、もともとが何の曲だったのか忘れてたくらい(笑)。



そんでもって、2ndの頭といえば、お約束のGlow stick war!!
コベントリーでも衝撃的な量だったけれど、今回も、このバカさ加減が最高だー!!!ってくらい大量に飛び交っていた。
私も昼間Parking lotでいただいた1本だけ投げて参加。



* Makisupa Policeman
旦那はわりに好きな曲だそう。
演奏中に、Treyがおもむろにギターを置くから、あれ?って思ったら、Mikeのベースを受け取って、Mikeの立ち位置に。MikeはTreyのギターを手に取って、Treyの立ち位置。
こんな出来事が起こってるなんて、音源だけ聞いていてもなかなかわからないもの。この様子をリアルタイムで見ながら聞ける、生ならではの体験は楽しい。オーディエンスもおおいに盛り上がる。



聞き直していたら、どうも歌詞がオリジナルと違う。Trey、自分で言って自分でちょっとウケてる?!
調べたら、こんな感じらしい。
“Woke up in the morning, just like Bobby Brown, eat a little breakfast….then Lie…..Back…..Down.”(参照元:www.jambands.com)


* Alaska
行く前に何度も聞いた曲だったのに、前奏でピンとこず。曲名がわかった途端、おもしろくてたまらない。やってくれたよアラスカ野郎。この曲が演奏されたのは、アラスカ野郎に会えたおかげだな。これも聞きたかった曲のひとつ。「でもきっと、アラスカ野郎は、今こうしてAlaskaが演奏されてるって気づいてないんじゃない?」と旦那に言うと、「それどころか、今日のチケットを持ってるかどうかもあやしいよな。この中にいるのかなぁ。」と旦那。万が一チケットがなくても、きっとわらしべを駆使して必ずチケットを手に入れてるだろうけどね、奴の場合。



* The Wedge
今さらながら、今回のショウで大好きになってしまった曲。何を今さら。ねぇ。
今まではたいして気にとめてなかった。
でも、ライブを見に行くと、好きな曲や、今後聞いてみようという曲は、ちょっとずつ変化するものだなと思う。コベントリーの時も、解散だったとはいえ、あのショウで知った曲は印象に残ったし、あれで覚えた曲も多かった。
今回の2日間では、この曲が一番"あらためて新鮮"と感じた曲。



* You Enjoy Myself
演奏しなくてもいいかなーと思っていたけれど、直前のRedRocksの音源を聞いたら、わりあいよかったので、ちょっと聞いてみたいと思っていた。
コベントリーでは、ねじの1つまでオーディエンスによってバラバラに分解されたトランポリンも、ちゃんと新しいのを使って、またTreyとMikeが揃って跳ねていてよかったよかった。
Mikeのベースのビヨンビヨンもいいなぁ。

で、特筆すべきは、ボーカルジャムですよ! なんじゃこりゃーのボーカルジャムに、目がやられるフラッシュ大量発生のクリス・クロダ。目のチカチカがしばらくなおらなかった。どっちもすげぇ!



* Backwards Down the Number Line
さっきまでのド変態から一転。爽やかにこの曲へ。
ああ、この曲も演奏してくれて嬉しかった。2日間で、ほとんど希望のかなったセットリスト。

* Piper
旦那と、次の曲なんだろうという話をライブ中に何回かしたのだけれど、これまた私が「Piperがこのあたりで入ったらいいなー」と話していたら、きましたよ。Piperに入った途端、ゾクゾクした。
あんまりにも思いが通じるので驚いた。




2nd終わったかなと思ったけれど、メンバーがステージを降りる気配はない。おもむろに4人集まってきて、ステージ向かって左側の前列に集合。

* Grind
Treyがスタッフに合図をして、スタンドマイクが現れた。
さてさて、今回の歌詞も聞き取り&分析、どなたかお願いします〜。



Encore
* Good Times Bad Times
Tweezer Repriseが始まらなかったので微妙。こっちがショウのラストソングならよかったのに。

* Tweezer Reprise
というわけで、これでおしまい。あー、この終わり方だけが心残り。







終了後は、またPA前にみんな集合。誰もが満足した笑顔、そして放心。

Nくんとは、「Alaska!」と大盛り上がり。



そしてみんなで記念撮影。



PAブースの中には、仕事を終えたクリス・クロダ氏。すぐそこで、話しかけられる距離。今思うと、勇気をだして声かけてみればよかったなーって。


スタッフに、会場から出るように促されて、急に寂しくなる。明日はないのか…。この会場ともお別れ。

人がはけたあとは、案外ゴミが少ない(この写真で多いって感じる人もいるでしょうけれど、たぶんものすごくきれいな方じゃないかと私は思う)。きっと、ビールが高いせいだ。空き缶が少ない。
飲料水を提供する場所があったので、たいていの人はマイボトルに水を入れて飲んでいた。だからさらにゴミが少ないのではないでしょうか。






帰りにYくんが「ポスターを買いたい。」というのでみんなで物販へ。しかし売り切れ。私は「どうして昨日買ったのにまた買うの?」と尋ねたら、「昨日と今日で違うんだよね〜。」という返事。
そっかー。ハンプトンもそうだったけれど、同じ会場でも版画の色が日にちごとに違うんだよねー。しかも、会場ごとにデザインが全部違ううえに、それぞれ限定枚数でロットナンバー入り。
ポスターを買うつもりの人は、これらを承知で、早めに購入するんだね。
私はYくんに聞かなければ、ポスターのこと全く知らなかった。物販でもポスターを張り出して販売したわけではないので、結局デザインは見られなかった。
Jim Pollockのデザインって版画もTシャツもとても好き。

それで、帰国してからネット検索したところ、色違いじゃなくて、デザインが違うものだった。いいなー、これ両方とも。ちゃんと絵柄が対になってるところがいいね。2コマ漫画だ。
画像はちょいと拝借。





いつ会っても、酒を片手に酔っぱらいなYくんだが、今回は酒も持っていないし、やけに素面だ。さすがに会場のビールは高いから、Yくんも買わなかったそう(笑)。

Aさんと話したのは、「2日間とも、ものすごい満足なんだけど、Tweezer Repriseでおしまいっていうのが唯一の不満足なところ。でもそれも、次のショウに期待しましょう」っていう、次につながるポジティブ思考。
今までショウを見ていたというのに、Aさんも私も、お互いにもう次のPHISHを見る前提で会話しているのがおもしろい。すでに病気発症中。PHISHを1度見に行くと、1度で終わるどころか、すぐに次の予定を具体的に計画してしまうという中毒にかかってしまうのです。

Nくんは、昨日も言っていたけれど、今夜も帰り道で熱く語っていた。花火とショウの照明を楽しむのは似ているということ。縁日とParking lotも似ていると。だから、日本人はPHISHのショウを楽しめるし、外国人はきっと日本の祭りを楽しめるということ。おもしろく興味深い理論。

売店で、Yくんは、ようやくビール購入。やはりあなたは片手にビールですよ。うん。しっくりくる。
私は帰りの運転が待っているので、フローズンカフェオレ。買うまでフローズンってことに気づかなかったので、持ってみてその冷たさに驚いた。

ショウの余韻をひっぱりつつも、考えるのは現実のこと。
みんなでいったん、私たちの車まで移動。Nくんが荷物を撤収し終わり、ここで、みんなとお別れ。明日までここに居られるなんてうらやましいよう。
今夜の打ち上げ的宴会に参加できないのがとても残念だった。

みんなと別れたあと旦那と相談。もともとの予定では、仮眠をとって朝5時頃出発しようということにしていた。
でも今、まったく眠くなくて目も冴えているし、ショウの興奮も続いている。この勢いで運転して空港に移動した方が楽な気がする。
話し合った結果、今出るのがよさそうだということになり、出発決定。
荷造りをしてテントを片付け、車を出した。

■アルバム


■別のブログでの情報のまとめ

Phish Late Summer 2009 ●8.08.09 The Gorge Amphitheatre

2 件のコメント:

  1. 全曲について感想を書きたくなるのがPHISHですね。

    Chalk Dust Tortureはね、もうやらなくてもいい曲だと思いながらも
    ノリが良いから盛り上がっちゃうし楽しい。
    だから構成上、こういう曲は必要なのね。

    Grindは4人が歌う数字が変化してますね、毎回違う気がします。
    3月の時が生まれてからの各々の日数だったから
    もしかして生まれた日からの日数を加算して歌ってるのかな?

    Middle Of The Road
    これはLeo Kottke and Mike Gordonのアルバム「CLONE」に収録されているマイクの曲です。

    読んだコメントにもこのように書きたくなってしまうのがPHISH、かも。

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  2. >MINAWAさん
    感想書きづらいものにまで、無理矢理書いてみたり(笑)。
    Grind、ショウのたびに、数字を確認しておくのでしょうか。そうなると、ショウの前に「今日はどこかにGrind入れるから」というセットリスト打ち合わせをするのかな。

    「Middle Of The Road 」の元を聞き直しました。歌っているのはLeoさん?ボーカルの印象がだいぶ違った。

    MakisupaのBobby Brownの歌詞は、おもしろいの?
    Bobby Brownをwikiで調べたものの、おもしろさがよくわからず。

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